ボーカルボイストレーニングでできること
ボーカルボイストレーニングで主に行うのは
■日々の歌唱力の上昇のためのルーチンワーク
■オーディション対策、ステージ上での振り入れ後の声のチェック
■オーディション音源作成のご相談(時と場合により音源の制作等も別途お承りいたします)
ボイストレーニングで行うことは、その方のジャンルにあった歌唱法を確立することです。例えば、ミュージカルのためのボイストレーニングの場合は、オールジャンルの曲を歌うためにほぼ「ミックスボイス」を鍛えていくことになります。
特に、中学生の男性、小学生の女性はちょうどそのころに「声変り」が現れることが多く、このころの声の鍛え方がその後に大きく影響が及ぶことはわかっております。
ミックスボイスをマスターすればクラシックの曲も難なく歌える。
ミックスボイスをマスターしていくと、クラシックの曲も難なく歌うことが可能です。よく、クラシックの声楽の先生に「カラオケに行ってはいけない」と言われている学生時代の友達がいました。今の時代の先生はそう言ったことをいう方は少なくなりましたが。それは、最近のクラシックの声楽の先生は留学経験もとても豊富で、クラシックの声楽の曲意外にもミュージカルなどの指導も受けている先生などがミックスボイスやエッジボイスなどを細かく指導できるようになっています。
ミックスボイスの出し方について、上記のページにまとめられています。
ミックスボイスの習得はできるだけ早い方が良い。
ムラーラミュージックオフィスの生徒さんの平均年齢は25歳~28歳くらいの方です。理由は、現役の声優さんや、ナレーターの方、養成所の卵の方などが多いのでどうしても30代前半までの方が多くなります。
ミックスボイスなど声帯じん帯の周りの筋肉をよく使う、鍛えるような運動は若いうちの方が習得がしやすい、という事はわかっています。
逆に、小さいうちに裏声ばかりを使って声帯閉鎖を伴う声の発声をあえて行っていなかった若い方は、声帯閉鎖の声をあまり使えないまま大人になってしまいます。すぐに声が裏返ってしまう方の中にはそういう事情の方も多い様に感じます。私もまたそうでした。
滑舌の練習も必要不可欠です。
皆さんミュージカルや舞台のオーディションを受けられるとき、言葉の発声のために滑舌練習を行う方がいらっしゃいますが、歌を歌う上で(というよりも声を今よりも良くするためであったり、音程の安定感を担うために)滑舌のトレーニングは必須です。言葉を発するためにかかる顎の負担、頭の負担、体の負担などをすべてリセットするための様々なノウハウがあります。
これらの一部は、アレキサンダーテクニークの中に組み込まれた基本姿勢などで補っていきます。
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