中年男性から滑舌が極端に弱くになった方へ。

中年男性で突然滑舌の悪さが気になり始めた方。

中年男性の方から、ここ最近「急に滑舌が悪くなったのですが、どうしたらよいですか?」と、特に40代中盤の男性~60代くらいまでの方に言われることが多くなりました。特に、若い時は全く思わなかったのに急に滑舌が悪くなった。

という方が多いのです。

正直私も圧倒的に女性よりも男性の方にそのようなご相談をいただくことが多い理由はわかりません。

過去に見せていただいた事例の中で特に男性の方が、頸椎の3番4番の位置が後ろに下がっており、舌骨奥深ポジションになっている方が多いのではないか?という事はあらかた予想ができます。
実際には私は整体のプロではありませんので、舌骨深奥ポジションは肉眼で見ただけでは判断しかねるのですが、普通に姿勢をしていただくのを見ているだけでも、
胸椎に向かって伸びている、C6当たりに女性にはあまりないでっぱり(つまりというか・・・)を感じることが多く、
結局のところ、そういう方は男性なのに極端な反り腰だったり、もともと「腰が痛い」と訴えてくることも多かったりします。
中年になって、極端に大きないびきをかくようになった方も同様です。
いびきを家族に突然指摘されるようになった方も同様です。
過去私がいびきについて書いた記事がこちらにありますのでご覧ください。
大量の飲酒をした時に、いびきが大きくなるのもきちんと理由があります。本来舌は「スポット」と呼ばれる場所に置かれていなくてはならないのですが、飲酒をすると、舌の筋力自体が低下し、スポットの位置で保てなくなります。

滑舌を意識した場合、舌骨と首の位置はどうしても外せない。

滑舌というと、つい運動能力の方に神経が向きがちです。もちろん脳機能が原因で滑舌の能力が低下したり、加齢により記憶力や言葉の出だしで躓いてしまったりすることもありますので、そういった場合はまた別の訓練をお医者様の元で行わなくてはなりませんが、例えば、滑舌に限らず「声量も極端に無くなった気がする」など、ある程度声帯の筋力的にも問題がありそうな方には、まず順を追ってトレーニング方法を改めていきます。

舌が「話したい言葉についてこないと感じる方」

中年以降、猫背をひとに指摘されることが極端に増えた方

滑舌だけではなく、歌を歌っても声量が出なくなった、痰が絡んだり、咳払いが多くなった方

飲酒時以外でもいびきをひとに指摘されるようになった方(急激に)

ラ・カ・タ・ナなどの言葉の区別が出来ていないと思うようになった方

など、が代表的に言える「声」と「舌」を訓練するとよいかたです。ただし下記の方はお医者様に見ていただく方が良い方です。

地割れのするようないびきをかく方。睡眠時に無呼吸になっている方

めまいがしたり、明らかに不調を感じる方

長期間喫煙をしていたのが理由で声が出ないと初めからわかる方。

などです。ボイストレーニングは「治す」医療行為ではなく、あくまで、日々の生活の中で気づいたことを気を付けることにより、最大限その方の元あった状態に近づける行為。になります。ですので、実際に手で何か施術を加えたりするものではありません。

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