声優さん(ナレーターさん)のお悩みランキング
声優さんやナレーターの方のお悩みで多い順にランキングにしてみました。ムラーラミュージックオフィスには様々なナレーターや声優を目指している方や現役の方がいらっしゃっております。
その中で、体験レッスンの際にも体験にいらした方にお役立ちする内容として認知していただけている内容をまとめましたのでご覧くださいませ。その名も、
ナレーターさん声優さんの現場に出た後でも困ってしまうお悩みBEST5
NO5 マイクに声が乗りづらい。
マイクに声が乗りづらいというお悩みです。これは声優さんナレーターの方どちらもあります。ですが、良くあるのが養成所時代に舞台の経験が多かったことや、マイク前実習が少なすぎてマイクの距離感が分かりづらいというものが多いです。ワークショップなどに言っても、「もっと息を多めにしてください」とか、逆に「もっと息を少なくして吹かないように」と言われたり、結構現場で混乱されるかたも少なくない問題です。正直ディレクターの方の好みもありますが、滑舌等々で何とかなる問題であればそれは今のうちに解決するべきと考えます。
NO4 ナレーションでの声づくりがしづらい(主に声優の方)
声づくり、というよりもセリフの言い回しやアクセントが、「自分以外の誰か」ではないセリフの場合とてもイメージし辛い。という事があるようです。普通にしゃべるのもダメだし、演技をしすぎるのもおかしい。その中間がとてもやりづらい。というものなのです。
NO3 演技力の問題(ナレーター・声優さんともに)
まず、ナレーションの場合は、「やりすぎ」を注意されることが大いにあります。とても難しいのが「ニュース原稿」で、ニュース原稿はかなり技術レベルが問われるものだという事が分かっています。「わざとらしく読む」ことはもちろんだめですし、かといって棒読みもダメ。ニュースキャスターのような演技もダメで、その中で例えば
「数字や人名はピックアップをして読むこと」という部分においては常識的にできなくてはダメです。知識の問題もありますが、やはり文章をどのように組み立てるか、という点ではある意味「シナリオを考えられる人」レベルの文章力も必要と言えます。
NO2 初見が苦手。
これは、ボイストレーニングで補える部分と、そうでない部分とありますのでなんとも言えませんが、「滑舌起因の読みとちりと、文章力の低下起因の読みとちりは実に5分5分」だと思っています。(経験上そうだといえます)。例えば文章に慣れることにしても、見て、「発する」時の口の動きや舌の動き、顔の表情筋の動きはやはり訓練で鍛えなくてはなりません。英語の音声学的なところで言えば「C,K,T」など似通った音の羅列などで、発する発音の仕方などに問題がないかきちんと捉える必要があります。
だんとつNO1!!!!!! 滑舌が悪くて長文が読めない。(長文を読む際に苦手な滑舌が邪魔になる)
普通の滑舌の問題ではありません、「その方にしかわからない滑舌の問題です」。そして難易度によっても「治るもの治らないもの」あります。舌癖が結構なレベルの場合もあります。滑舌のせいで「訛り」を指摘される方までいらっしゃいます。
そんな悩みはどうやって解決する?
そんな悩みの解決方法はただ一つ。「講師がきく。自分がきく。」です。
録音を聞きます。そして講師はコール&レスポンスします。ボイストレーナー側は、とても簡単な解決法があります。ご自身が読みづらい、言いづらい言葉を羅列してテキストを作ります。立派なテキストの出来上がりです。
ディレクターさんも相当耳が良い人がいますから、ほんの少しの変化にも「ダメだ」という方もいらっしゃいます。
Sの音がきちんとできていない、すーすーする。
関西弁のように「し」が「ひ」になってしまう。
ラとダが混濁する。
か行が奥に入っている。
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