男性と女性の感覚の違い。

男性と女性の感覚の違い

今回のお題は、「男性と女性」のとらえ方、体の感覚の違いからそれぞれにあったトレーニング方法を確立する。というもの。

私が考案している「ボイタリティメソッド」というものがあるのですが、それは主に「運動型」の近くの方と「非運動型」の近くの方でレッスンの仕方を分けていく、というものですが皆さん時に男性とカラオケに行って男性が顎と頭を挙げてマイクを釣り上げて歌っている姿を見たことはないでしょうか?

女性の中にはあれを「かっこつけてる」

と思っていらっしゃる方もいるかと思います。が、あれは私は男性の力の力点のとらえ方の特徴を実に表している。と考えています。

男性はどうやってお〇っこをするのか?

ちょっと待って、先生なにいってんの?と言われそうですが、これは腹式呼吸を説明するときに私が用いた例えです。実は、女性の生徒さんには、「お〇っこを我慢する感覚じゃなく、お〇っこをするときの感覚に近いです。」といって、骨盤底筋群の緊張感の話をして、実際に横隔膜の上下運動の話をしています。当然私は性別学上は女性ですので、男性のその感覚はわからないのです。しかしながら、男性の生徒さんとディスカッションしているうちに

女性がお〇っこをしようとするときの感覚と、どちらかというと「逆」な認識をされているという意見が多かったです。

なので腹式呼吸でその例えは使えませんでした。代わりに、

椅子を用意。椅子の上に丸めたバスタオルを敷き、その上に大股開きで座ってもらい、そのバスタオルを椅子に押し付けるようにして骨盤が下がっていくのをイメージする。という方法で合致していただきました。

運動感覚がすぐれている「男性」に多い特徴

運動感覚、と今私が言ったのは世間一般でいう「運動神経」の事です。運動するときの瞬発力だったり、訴求力だったり、男性は極端にそこがすぐれている方というのが多い気がします。今までのレッスンの感覚ていくと、男性の生徒さんは一点の力点への集中力が高い方がいらっしゃいます。一番わかりやすい例は

若いころ高い声が出たのに、中年になって出なくなった

という方です。実は「今」に原因があるとすればやはり「体型の変化」が一番です。鼻、喉回りについた脂肪。筋肉とともに動かせない脂肪。などが典型ですが、実はそれ以外は「若いころの歌い方に問題があった」という方が多いのです。

力の使い方です。絶対と言っていいほど私の所にレッスンに来る男性は「3か月」で必ず辞めたくなります。

何故3か月でやめたくなるのか、というと、3か月目からちゃんと効果が出てくるからです。それは、一点集中ブロックを外して、力の点を分散してもらうという事がある程度わかってくるからです。声は出すのではなく、「出てくる」のだという感覚が分かってくると男性の方は今まで以上にその感覚を非常に嫌がる方が多いです。

女性はバランスでとらえる。男性は力の点で捉える。

 

 

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