生徒さんが急成長しました!!
今日いらした生徒さん、確実に歌唱力の成長が止まりません。止まらないというより、今までの少しずつの変化が今になってようやく一つの束になってきた感じ。
→本日の生徒さん、名前も立場も伏せて掲載の許可をいただいています。今回の生徒さんは、趣味レベルから、ゆくゆくは実働レベルにしたい生徒さんです。
ボイストレー二ングは、厳密に言えば直ぐに声が良くなって直ぐ変わるものの変化は、停滞期も早く来やすい。ただ、全く音程が取れない人が、急激にアカペラでもうまく歌えるようになったら、かなり驚きですよね?
今日の生徒さんはまさにそんな状況の方です。しかし、ここまでの変化になるまでには1年かかりました。
何がどう変わる?
正直、今日の生徒さんは別人レベルの変化です。はじめの3カ月はまともに発声練習でも音が取れませんでした。4カ月目でだんだんと当たる音が増えてきて、5カ月目には音程のみならず発声する声に柔軟性が出てきます。
はい!こうなったら話が早い。そこから一気に伸びますよ!?
音域が伸びないのも
音程が取りづらいのも
グルーブ感フレーズ感が出せないのも
ぜーんぶ、声に柔軟性がないため。です。ズバリ。よく私が例えるのは、ピチピチのセーターを無理やり着て、伸ばしてしまう感覚です。もともとカチッとしたフォームや限界点で固められた声。それをビヨンビヨンと伸び縮みさせてフォームを崩すのです。
運動と同じです!
1番はじめにストレッチをして、体を柔軟にほぐしますよね!それと全く同じです。
足首が硬かったり、背中が硬かったりして思うように動けなかったり、いつも同じところに力がかかったり負荷がかかるのは、スポーツをする上でも良くないのです。特に、食べ物を飲み込む意味でも重要な役割を果たす声帯、あんな小さな場所に色々な意味で力をかける行為ですから、スポーツ以上に柔軟運動が必要と考えています。
そして毎度お話するように、緩みの感覚がわからないと締りの感覚がわからない。と言うように、案外自分がちゃんとその点での動きができているか、耳や感覚で判断するのは難しいのです。
だからゆえに我々のような経験者が正しく判断しなくてはならないといつも感じております。
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