ストレートナレーションのレッスン。

https://youtu.be/RP76Nd1CWRA”]

ストレートナレーションを「読む」レッスン。

ここ最近お問い合わせの多いストレートナレーションについてです。まず「ストレートナレーションてそもそも何?いまさら聞けない。」

という方のためにご説明しますと、ストレートナレーションというのは、読み手の方(ナレーター)の方が何らかの人物設定やキャラクター設定をせずにそのままのご自身の声のままで読むナレーションのことです。実は、声優さんのお仕事が多いナレーターさんの場合、このストレートナレーションが最も苦手。ということが多いのです。この場合、「なぜストレートナレーションが苦手なのか?」ということをピックアップしていくのがレッスンや練習に一番役立ちますので、やってみたいと思います。

ストレートナレーションを読みにくい方の特徴。

ストレートナレーションが苦手な理由

☑素のままの声(作っていない声)で原稿を読むと抑揚が一切なくなってしまう。

☑ついつい声の高低差で演技をしようとしてしまう。

☑そもそも読み方がわからない。「どこをどう強調して、どこをどう弱めたらいいのかの設計ができない」。

☑ストレートナレーションはただ読むだけになってしまいがち。

というのが、ストレートナレーションが苦手な方が挙げる理由のすべてです。逆を言いましたら、これらをすべて解決できる策を見つけられれば良いということになります。

ストレートナレーションを読むには「分析力」が必要。

ここで具体的に、「この文章はこうやって読んでください」という解析をするのは難しいので、以前私のほうで作成したYOUTUBE動画をこちらに貼り付けておきます。

 

https://youtu.be/8s_pw5TpTVk”]

こちらにナレーションを読む際のノウハウ的なことを少ししゃべっています。ストレートナレーションを読む際には、まず

☑この文章で一番伝えたいのは何か、どの場所にその文章が存在しているかをチェック

☑時間軸は、時間の流れはどのようになっているかをチェック

☑(それでは)(だから)(しかし)(そして)など、目に見えない接続詞を理解すること。(実際に文章中にない接続詞を自分であらかた予測して、テンポをつかむこと

☑リズムが一定にならないように、変化をつけて読むコツを様々なナレーションサンプルから読み取ること。

☑歌を歌って、うたのリズムからナレーションに必要なリズムを読み取ること。

このような感じでいつもアドバイスをお伝えしております。

まちがっても作文調にならないこと。

ストレートナレーションとなると、急激に作文調で読んでしまう方が増えます。作文調で読む原稿は基本的にナレーションの文章の中では皆無です。相手がだれで、どこにいて、どうやって相手に伝えるのか、そこは必ず設定してから読む必要があるといえます。

 

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