ボイストレーニングはメイクやダイエットと同じ。Part1

このブログは、本当に歌がうまくなりたい方にこっそり読んでほしい。

最近私が抱えているジレンマについても少々言及する内容でもありますので、このブログは実はこっそりと読んでいただきたいのです。まずは初めに私がお伝えしたいこと。それは、「歌の練習とボイストレーニングは別物」であるということです。

これはあくまで私の自論です。ですが、私もこの職業を初めて日が浅いわけでもなく、いろいろな経験に基づいて最近本当によく考えることなのでここに書き記します。まず、私のボイストレーニング、もっと言えばうちの学校のボイストレーニングじゃない方が「合っている」生徒さんというのは、「専門用語に基づいて、用語に基づいたレッスンを受けたい方」です。

〇〇ボイスってどうやって出せばよいですか?〇〇ボイスだけをひたすら出したい。みたいな、辞書にのっとった技術を習得したい方はこのブログを読んでもあまり意味がないと思います。それが先ほど冒頭に書いた「歌の練習とボイストレーニングは別物」というところにも多少関わってきます。

私はデスボイスやシャウトが苦手ですし専門ではないので教えられません。そこははっきりと言えるのですが、ただデスボイスやシャウトをしても喉をつぶさないようになりたい。

と言われたら対応策は打ち出せます。と、ざっとこのような感じです。

どうやったら歌がうまくなれるのか?の前に何を得たいのか?

ここがとても重要です。ここ最近の私のジレンマはここなのです。アイドルさんや舞台関係の方のレッスンで、例えば2週間後に急にレコーディングになった。とか、YOUTUBEにアップすることが課題の歌手の方なら、次の動画のアップはいついつ、などリミットがかなりタイトであることも少なくありません。これは偏に企画や事務所の意向なのです。正直この手の対応には相当な応用力が求められます。まず「ゴールを音程を正しく歌えて、リズムを正しくとること」。であるとするならば、それらのリミットでもまあ何とか対応することは可能です。ですが、歌詞の内容をかいつまんで自分なりの解釈をし、音楽的にとらえて、音楽的に聞こえる声づくりをする。というのはよほどその方自身に音楽的なバックグラウンドがなければかなりの難易度です。もちろん、現場に出たり、ライブをすることにより本番力や度胸、見られることによる自己認識など、現場でしか得られないものも多くあります。

私が最も考える、「歌唱力」というのは、「感情をこめて歌う」を科学的に、相手にわかるようにするにはどうしたら良いのか?という所までをボイストレーニングのレッスンとして、あくまで「科学的に」捉える事だとと思っています。

では、そんなタイトな中でも、そんな活動を継続する中で唯一どうしたら、「ボイストレーニングという観点から声が良くなり、歌がうまくなれるのか?」 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^

これは、自分のウィークポイントとチャームポイントを知ること。のみです。

自分の声には、歌には、なんの要素が最も足りなくて、逆にどんな歌なら自分の歌を「魅力的に聞かせられることができるのか?」

はい。まずこれが答えられないボイストレーナーはダメだと思います。先ほどからお話するように、ボイトレ現場で私(トレーナー)が思い描くペースでプランでトレーニングスケジュール(歌の課題含む)を立てられることはほぼ皆無だと最近わかりました。特に売れ線だったり、これからもっともっと売っていきたいと思う忙しいグループやユニットであればあるほど。そうなのです。

もし、このブログを読んでいる私の生徒さん方。自分にはどんな曲の課題曲が良くて、どんな曲なら自分の魅力が出せるのか、こっそりメールで聞いていただければ「該当曲」リストをお送りします。

→Part2へ。

 

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