アイドルグループのボイストレーニング。
今日のブログは、アイドルグループや、その他のグループのボイストレーニングについてです。
まず、アイドルのグループのボイストレーニングは、ぜひ当校のトレーナーにご依頼ください。今私が、個人レッスン、グループレッスンで一杯いっぱいなので、強力な即戦力になる講師を1名育成中です。現場に強く、歌唱力もあり、また私のレッスンややりかたを一番近くで見ているので即戦力になる人物です。
今日のブログは、考察というか、まず「グループを指導する。」ということに於いて何が一番大切なのか。ということを刻々とお伝えしたいと思います。
グループの指導で一番大切なのは、「モチベーショントレーニングとスピード感」。これしかありません。
ここで、A or Bをそれぞれ考察していきたいと思います。
☑ A グループのコンセプトの絞り込みと、メンバーの確保が事前にできている。 B コンセプトはなんとなく決まっているが、集まった人の個性で形成していきたい。
このパターンの場合は、Aの場合は、歌唱力のレベルから、それぞれの個性の配置における役決めがすでにできているので、それに沿って個人のレベルを上げていくことが先決でやりやすい。
Bの場合は、まずオーディションをしてどの程度集まるものなのか(企画力次第)、予算やその他のプロモーション、影響力によりレベルの差が出る。
☑ A デビューの際のプロモーション準備も入念にできている。予算がある。 B メンバーの認知度に任せて、個々の活動に重点を置いて集客力を見込んでいる。
このパターンのAの場合も、やはり企画力やプロモーション力が優れていて、例えば、デビューをすれば何らかの媒体が動く。という予測や、実働が把握できているパターン。Bの場合は、個々の今までの活動経歴など、個々の実力にある程度任せたプロモーション活動となっていく。
☑ A ライブ・レコーディングに入念な計画があり、期間も余裕をもって組まれている。B 流動的で、ライブの入り状況や、企画の流れなどでかなりタイトなスケジュールになったりする。
このパターンもA.Bで流れはだいぶ違うのですが、Aのパターンは、私が見ている中ではそうなく、レコーディングが、本当の意味でのプロモーションの一環になっていることがほとんどで、またライブ会場での販売を見越してのものが多いので、本当にタイトなスケジュールの中決まっていきます。
講師には、時間の管理と経験値が非常に重要。
神レベルです。ズバリ。時間がない中で、音を口から耳で伝達してレッスンして(本来は不本意ですが)、さらに歌唱力を徐々に向上させる。
一言でいえば、これが仕事です。それでいて、中で色々いざこざが起こったり、すでにこのスピード感についていけないメンバーが出てきたりします。(あるあるです。)これは、何もアイドルに限らず、「グループ」というものはそういうもの。であるという理解が大切です。
そうなったときに、進退の問題にいちいちとらわれて時間をロスさせるよりは、普段から全員のマインドをきっちり管理すること。
これに従事することがいかにタイムロスを減らすのか?ということです。
悩み相談をするだけであればカウンセラーですが、我々の一番の仕事は技術向上です。しかしながら、「自分の歌が、前より上手になっているな」と感じられなければ、何の意味もありません。
レッスンはお金がっかりますから、メンバー同士で練習をする事は当然あります。その際に、個々のモチベーションを下げるようなやり取りをしないように、メンバー同士の練習のモチーフも提案できれば完璧ですね。
しかしながら、こういった動きは普段のレッスンでの言動がきちんとしていれば、おのずと個々になった時に出来るはずです。
最後にこちらをご覧ください。
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