オンラインレッスンは、マジで講師の力量が試される。(おもしろい)。

オンラインレッスンは「マジでえぐい件」。

ずばり、今までオンラインレッスンを行ってみての感想含め、おもしろい考察を書いていきたいと思います。

まず、難しいのはずばり「歌のレッスン」です。

オンラインレッスンのは、現代版糸電話の超高速版と思い知るべし。
糸電話の超高速版とは何かと申しますと、「糸電話」は、自分の口に紙コップを当てて、その後自分の耳に当てます。そこまでのタイムラグは正直ありませんが、ちょっとだけタイムラグがあります。
オンラインレッスンを推奨したければ、オンラインレッスンを熟知したものから講習を受けるべし。
オンラインレッスンには、マジでコツがあります。主にどういった困りごとがあるか、以下に列挙します。
  • ピアノなどの伴奏楽器は、音が圧縮されるので和音伴奏で弾くと、一気に音量が小さくなる。(Line通話参照→実験した結果ライン通話が一番音がきれいに扱えた)
  • 発声練習をする鍵盤演奏の場合、単音であればきれいに聞こえるが、タイムラグがある(およそ秒数で行くと2~3秒程度)
  • 通信環境的に、片方から一定期間音声の発信がないと、一時的に途切れる→話まくったり、音を出しまくっていたほうが通信が安定することが分かった。(Line通話参照)

さて、このような状況で、講師に求められる力量はなんでしょう?ずばり書き出してみます。

ずれて聞こえてくる音に負けずに、発声練習を弾き続けられるか。
まさに、聖徳太子の気分。ええ、そうなのです、自分は次のスケールを弾いていても、生徒さんから聞こえてくる、一つ前のスケールを聴いて、ちゃんと音のジャッジが出来るかどうか?という点。
もっと言えば、伴奏を弾いて歌っていただく際、生徒さんの声よりも先を弾いているというカオス状況に耐えられる精神力と耳。
(生徒さんに聞くと、先生のピアノと自分の歌はタイミングがあっているといいます。)すなわち、タイムラグが生じるということ。

ずばり、オンラインレッスンはこうやってやろう。

歌のレッスンは、基本的に発声練習以外は、生徒さん側にオケ音源を用意していただく。用意が無理なら、YOUTUBEの落ちている音源のリンクを貼りつけて送る。

発声練習は、タイムラグを承知で五感を使う。

なるべく、これを機に、アカペラで歌っていただくなど、普段聞けない歌唱法のやり取りを行う。発音や滑舌的要素を多く取り入れる。

それにしても、デジタル上の声をキチンと分析できないと、ただ歌うだけのレッスンになるので要注意。
生徒さんがぼーっとしてたら、アウト!しゃべりまくれ!
オンラインレッスンは、テンポ感が確実に大事になります。テンポ感がだらついてると、生徒さんが飽き飽きします。
これを機に顔をよく見てみよう。

通常の対面レッスンより、しっかり顔が見られます。これを機に、生徒さんの舌の動き、顔の筋肉の動き、事細かにしっかりチェックしていきましょう。

楽しいオンラインレッスンを!

 

 

 

 

 

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