滑舌とトーンのお話(好評につき2回目)
皆さまこんにちは。ムラーラミュージックオフィス宮島です。本日もぐっすり眠れてすがすがしい朝です。
最近、割と早い時間からのレッスン(早いと言いましても11時~)が多くて、移動もある日は出かける時間も早いので何とも忙しくしています。
今日はオンラインレッスンなのですが、その後の予定が都内で移動なので自宅から出てきて駒込の教室でオンラインレッスンです。
私の場合、オンラインレッスンも合間に入れているので、その日によってアクセスする場所が違ってきます。
生徒さんも慣れてきて、「あ、今日はこっちなんですね?」なんてお話をして盛り上がっています。(笑)
さて、今日のテーマは先日YOUTUBEで配信をします!とお話した内容についてです。
こちらの動画の内容になります。
最後の方でも結構大事なことを言っているのですが、経営者の方は、人前で演説をする方というのは基本的に、声の安定性を求められます。オバマさんがかつて、YES WE CAN と言っていたのを皆様ご存じかとおもうのですが、アメリカ語でも「Catch the dream」の様に、短い単語でしかもぶれないトーンで淡々とそして、韻に乗せて述べることによってすんなりとその人の言葉が脳内に入ってきます。
私が最近はまっているのは、お経です。私の場合は短くて覚えやすいフレーズを唱えているのですが、お経は何より母音の安定性を求められます。
母音の安定性があると、いわゆるお坊さんがお経を読んでいるような感じに、素人でも持っていくことが出来ます。
お坊さんは、お経を読むために相当な訓練をしていることがわかります。
だから、結構音楽や楽器の好きな方が多いのだと思います。(当然の流れですね)。
滑舌というのは、母音安定のその先にある。
このことは以前からお伝えしているのですが、話し方をどうにかしたい方の多くは「滑舌を良くしたい」と言っていらっしゃいます。
ですが、実際には治すべきは「滑舌」ではないことがほとんどです。
いや、正式には滑舌の部類に入るのですが、世間一般の人が思っている「滑舌」とは大きく違っているのです。
そして、人から ん?と何度も聞かれるとか、居酒屋で声が通らないとか、そういった類のお悩みの方はまずどうしても「滑舌」に行ってしまいがちです。
ですが、スクールに行って、「滑舌を治したいです」と言って門をたたけば100パーセントに近い確率で、そこまでの変化を見られないと思います。
まず、ご自分でもボイストレーニングの中での滑舌。という意識付けを持っていただいてから、ぜひスクールへ出向いてみてください。
※まずこの動画を見ていただき、ご自分が欲しいものはどこにあるのか?を知っていただければと思います。
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