ものまねが流行る背景を考えてみました。

コロナ禍で「ものまねが大人気」のわけ。

皆さまこんばんは。ムラーラミュージックオフィス宮島です。

最近はYOUTUBEのネタ考察も色々大変になってきました。次回以降はまたしばらくオリジナル原稿を読むYOUTUBEにしようかな?と考えています。

最近では、「宅録のススメ」の動画

が人気です。

この中で紹介されている機材を実際に購入されて準備されている生徒さんも増えています。

さて、今日のテーマは

「コロナ禍でものまねが大人気になっている背景を考える。」

です。

実は私自身もある一人のものまねタレントさんに完全に心を奪われています。それは「Mrシャチホコ」さんです。

男性版「ミラクルヒカル」さんの登場だな。と個人的に感じました。

もともとボイストレーニングの観点からミラクルヒカルさんのものまねを研究していたのですが、ミスターシャチホコさんの芸風はミラクルさんとも少し違っています。

ミラクルさんの場合は、顔の筋肉の筋1本1本の作りを似せて、声の出所をすり合わせていくのに対して、ミスターシャチホコさんの場合は完全に「声」の作りから入っているところです。

ただ二人ともすごく細かい所まで研究していて、歌い方のフレージングや「抜き」なども相当な部分で似せてきています。

個人的に二人ともご自分の「出せる声の幅=限界点」みたいなものを知っていて、そこはボイストレーナーとしてはぜひ教わりたいところだな。と感じました。

さて、そのようなものまねがこのコロナ禍にはやるのは、私の中でとても合点がいくものでした。まず、ものまねには「可能性」があります。

「なりたい人になる」という大きなメッセージ性がありますよね。

また、物まねタレントさんは今でこそ「バラエティー番組の枠内」に居場所がありますが、昔は物まねタレントさんは、物まねショウやものまね番組、物まねショウ専門のステージなどが主な活躍場所だったと思います。それなのに、今YOUTUBEという便利なものがあり、完全にYOUTUBEがテレビ替わりですから、短い時間内に人を魅了できる物まねステージは格好のYOUTUBERの可能性のあるもの。

と考えます。

また、2010年ごろに爆発的にボカロ曲が流行りだし、次にはボカロ曲の「歌ってみたアーティストが登場」しました。歌ってみたアーティストというのは

ボカロなら歌えるけど、これ、生身の人間が歌うには不可能なキーでしょ?

と思う所を生身の人間が歌う事によりアンビリーバボー感があり、そこが今の日本人の好奇心や達成感をくすぐる所となっていますが

ある意味「ものまね」もそういった意味では、「そんなことできるの?本人以外が?」という部分の好奇心を大きくくすぐっているといえると思います。

ものまねブームはしばらく続くと思っています。

それにしても、最近の物まねのかたはレベルが高すぎます・・・・。

ものまねタレントさんは、ボイストレーナーにとっては「かなわない存在」です・・・。

あやかりたい!

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