音響監督さんやディレクターさんが欲しがる「声」のオーダー。

音響監督さんやディレクターさんが欲しがる声のオーダー。

みなさんこんばんは。ムラーラミュージックオフィス代表宮島です。

今回は、ちょっぴり専門的な?動画をアップいたしました。撮影にさほど時間はかかりませんでしたが

お題と内容を考えるときに「スマホのノート機能」を使用しました。

まず、今回のこのテーマですが、大前提でお話しておきたいのは「音響監督さんやディレクターさん」は、たいていの場合はレッスン内容でお伝えするような技術的なアドバイスは現場ではされません。

(音響監督さんが行っているワークショップ型オーディションなどは別です。)

そのため、音響監督さんがこちら側にしてくるアドバイスや要望は、収録データとしてみたときに気になること、に基本的に限定されます。

それはどういうことかと言いますと

◆明らかな読み間違い

◆ひどいノイズ(頻繁にリップやタンノイズが入る場合)

◆波形が小さい(修正してくださいますが、事前に伝えられることが多い)

◆吹きが多い(Sの音などであまりに吹きが強い場合、)マイクの距離などでを注意されることがあります。

と、このようなことを基本的に指摘されます。

動画の中では、指摘を受けないための予防的な内容が含まれています。

動画の中では、上記の指摘以外に関して詳しくお話しています。

動画のサムネにもありますが、「滑舌」は発声。というものです。いやいや、滑舌は「発声」じゃなくて、「発音だろ?」と思われる方が少なくないと思いますが、

収録の際に躓いてしまう事、というのは当日たまたまできないこと、というのではなく、日々苦手なことというのが多いのです。

ご自分ではきちんと出来ていると思っていても意外と出来て居なかったり気づいていないこと、というのも少なくありません。(無声化や鼻濁音などがその典型例です。)

これらの無声化や鼻濁音も発音のためでなく、発声に大きな影響を与える代表的な2つです。

次の動画ではクライエントさん目線での声のオーダーについて。

次回の動画では、音響監督さんやディレクター(技術屋さん目線)でなく、実際にCMなどを発注するエンドクライエントさんからの「声のオーダー」に関しての内容をお届けいたします。

以前からずっとお伝えしていますが、私の生徒さんも登録事務所からの依頼で宅録で収録し、納品という形で仕事が増えています。

これらを行っていく上ではやはり「自分自身がある程度音質・技術面の判断」というのが不可欠になってきます。

そういった意味で、いわゆる素人目線をある程度理解できないとならない。ということです。

この動画を発信したとしても、その内容は個々です。ですから、ご自分のどこが出来ていて出来ていないかは、ご自身が信頼する事務所の上司や、ボイストレーナーやナレーションの先生に客観的に聴いてもらい、判断する必要があるともいます。

それでは、皆さん。次回の動画をお楽しみになさってください☆

 

 

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