営業マンボイトレってぶっちゃけ何?
皆さんこんばんは。ムラーラミュージックオフィス代表 宮島です。
営業マンボイトレの秘密について、本日はお話いたします。
通常の「営業マンボイトレ」と言えば、冊子になったマニュアルがあります。基本的には絶対にあるはずです。(当校はありません。)
なぜ、では他校には営業マンボイトレメソッドがあるのか?と私ながらに考えたのですが、それはやはり「営業マンの方々は基本的に成果を求める」からです。
会社で例えば授業料の全額や一部の負担をしてもらえるところもあります。そうともなれば、やはり、「自分がどこまで上達しているのか?」という所はとても気になる所だと感じます。
しかしながら、これだけははっきり言えますが、マニュアルをこなせば、本当に劇的に話し方が変化するのかどうか?という所です。
大手鉄道会社の音声案内でさえAIに代わる時代。
私は、この営業マンのコースを2013年に立ち上げました。その時は、まだこの「営業マンの方がやるボイストレーニング」は全く浸透していませんでした。
話し方のボイトレの認知が深まったのはここ数年だと思っています。
とてもシビアな言い方をしますと、営業マンの方がボイトレをするなら、営業成績が伸びなければ何の意味もないと考えています。
例えば、経営者の方がいらっしゃるとします。ボイストレーニングをしていくうちに、「以前から苦手だった歌」にチャレンジしてみたくなりました。そうなれば、基礎のボイトレを40分ほど行って、残りを歌のレッスンに転向したりもします。
その社長さんは、自分がすごく苦手だと思っていた歌が人前で歌えるようになり、劇的に自分の「声に対して」の自信が変わった。
ということが普通にあります。
音声案内がAIに代わる背景は、「AIが進化して、人の声とさほど違いがなくなってきた」というのが一番大きな理由だと思います。人間の肉声でなく、AIの自動音声でも人が「こうやって言われている」情報だけを認識すればそれで済んでしまう。といういわゆる「時短」の究極の考え方だと思います。
それなのに、clubhouseのようなものの出現で、「良い声の、おもしろい人の話を聴いてみたい」
という欲求が、色々な人の感情を掻き立てています。まさに、今二分化が起きているといえるでしょう。
私はこの状況をすでに2018年頃(3年ほど前)から認識していました。誰でも出来る仕事は淘汰され、その人でないとできない仕事はより価値が上がる。
先ほどの話も逆を考えれば、「AIの言葉は温度が無い、やはり〇〇さんによる温かいナレーションが胸を打つ」。
人の言葉で、人の感情を動かす声で話が出来る人が真の「モテる人」だと考えています。
ナレーターさながらのレッスンを。
プロの声優さんやナレーターさんと同じレベルのレッスンをする。要は、同じレベルの声を求める。
これこそが、「AIではない生身のモテる人の声を作る」という何よりの秘訣だと考えています。
今ナレーターで生き残っている人は、少なくとも「価値がある」と認識されている方々です。
その方々は、声を使うことで「お仕事」として成り立ち、時には企業のブランドとして、時には、人をひきつける映画の紹介や番組紹介として、
その人そのものの声で、人の心にすっと入ってくる。
そんな声を例えば営業マンや起業家さんが使ったら?。
ですから、結局は根本的に声づくりが一番大事なのです。
そういったことを寄り添いながら解決します。
時代の流れを見れば、ビジネスをご自分で立ち上げているわけではないサラリーマンの方でも、戦略家として、今後そこでご自分が生き残る術を理解できるのではないか?と感じます。
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