声優専門学校の生徒さんと演技のためのボイトレを。

演技のためにボイトレはなぜ必要なのか?

皆さんこんばんは。ムラーラミュージックオフィス宮島です。

今日も濃いレッスンの一日でした。ナレーションや演技のレッスンはとても有意義なレッスンです。もちろん本気の歌のボイトレもさることながら、

何とも言えない集中力をつかい、程よい疲れがあります。

本日は某大手の会社の養成所(専門学校)に行かれている生徒さんのレッスンでした。

演技のレッスンでした。内容は言及しませんが、やはり行っている中で多くの方が抱える悩みは近いものがあるな・と思います。平たく言えば

「演技の幅を出そうとすると、声量の方に気が配れなくなってしまうし、声量を意識しようとすると演技の幅が小さくなってします。」

ということがあるようです。

もっと言いますと、舞台の内容によっては「そこでただ井戸端会議をしているシーンを演じたい」。というものであった場合には

「お客さんに向けて声を発しなくてはならないけれど、すぐそばで二人でただ喋っているだけの演技をしたい。」

という距離感のつかみ方が難しい。などあります。

上記の場合、「ナレーションをほぼ棒読みのように読む」と言った先日からの課題とも近いものがあり、

要は「あ」

とひと声出しただけの声が程よくマイクノリも良く、舞台上でも響くように出せることが大事だと思っています。

舞台上とマイク前で距離感だいぶ違うけど、舞台慣れしないほうがい良いのか?

この問題。実に難しい問題です。

だからこそ、前回ブログで書いた「滑舌ピッチ」です。

動画の中で説明をしている「言葉のハマり」。

マイク前で一番必要な条件となるのは上記のような、構音(口の中で構成する音)の部分なのですが、

実は瞬発的に声を出すためには構音をする響めい機を効率よく使うための「瞬発力」を担う体の各部の筋力は必要なので、

そういった面でも基礎的な腹式呼吸等は必要と言えます。

ボイストレーニングはとても奥が深いです。

私が個人的にお勧めするボイストレーニングスクール(洋楽の歌い方を発音からきちんと教えてくれるようなボイトレスクール)

の生徒さんで歌がうまい方が多い理由は、英語の正確な発音(構音)とリズム(英語独特なリズムとともに、歌のフレージングを意識したリズムと両方)を教え込まれるからだと思います。

現に私の場合は逆に、きめこまかいナレーションのレッスンのお陰で耳が鍛えられたためか、以前より英語の発音がしやすくなっています。(確実に)

音の吟味の仕方は英語のボイストレーニングのそれに大変酷似していると言えます。

まるでそれは、「ソとソの#の間の音が欲しい。」というような、音の色づくりにも似ています。

次のレッスンも楽しみです☆

春だからキャンぺーンとかもないですが、5月からレッスン希望の生徒様は圧倒的に増えますので、

是非4月から、お待ちしております☆

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