生徒さんのお仕事の事情で、あまり表で応援できない事実。
今日は、たまにご質問のある、「生徒さんで知名度がある方をなぜ広告塔として起用できないのか?」というお話をしたいと思います。
アイドル業界や声優業界というのは、いわゆる「テレビに出ているタレントさん」ほど知名度が無い。と思われる一般の方が少なくないと思うのですが、私も東京に出てきて「声優さんがこれほど人気がある」のだということを知ることとなりました。
独特なものがあります。いわゆる、本当にコレクターの様な「コアなファン」がいる。という具合です。
私が単発でレッスンを任された生徒さんの中にも、国民的に人気のミュージカルやTVアニメーションの声をされていた方もいました。ある時「どうしているかしら?」と思ったら、GOODな内容のニュースで2~3社ほど大きなニュースサイトに名前が出ていました。
「あ~そうなんだ」人気なんだ。と。
あとは、アイドルさんの場合はアイドルさん自身のプライバシーの問題で公表できないことも多いです。今まで1度もありませんが、レッスンを受けている場所を特定されたら、来てしまう可能性もありますから。私の場合、今までライブなどに顔を出すと、ファンの方に「先生先生」とお声掛けいただくことも有難いことに少なくなかったのですが、程よい距離感を保つことに一番神経を使いました。
歌ってみた系の方は素性を明かしていない場合も。
歌ってみた系のいわゆる「歌い手さん」と呼ばれる生徒さんもいますが、本名はもちろんの事、VTUBERと同じく、顔出しをしない子もいます。
そうなると、名前も、顔も、その作り上げられたキャラクターで歌ったりパフォーマンスをしたりするのです。
私はその方たちの歌唱レベルを上げることに従事します。正直、YOUTUBEのコメント欄を見て、生徒さんへのお客様の反応が良くなってくると、「効いてるな」って思うにとどまります。本当、黒子というか、影武者の様な仕事です。
YOUTUBEでも基本的にはあまりコメントを残さないようにします。生徒さん自身よりもコメント欄を見ている時間が長いかもしれません。(笑)
事務所の中で、生徒さんが頭角を現して来たらうれしい。
たまたま同じ喋りの事務所にいらっしゃる方がいたとして、そのお二人がいい感じで勢いづいてきたら、それもうれしいです。しめしめ。って思います。いいぞいいぞ!と。こんな風に一喜一憂を繰り返しています。
こんな生徒さんがいますよ~と紹介できたらすごくうれしいんですけどね。
でも、この超裏方的な役割は、結構ハマります。メディアに出てガンガン自分を売り込みたいな~と思う時期もありましたけど、今はそこまで強いものはないですね。
世論的に、変わりすぎてて受け入れられない自信もあります。
台風が来ていますね。。。どうなるのでしょう。みなさまどうかご自愛くださいませ。
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