共感覚が活かせるコロナ禍
今日は共感覚のお話をします。
ちなみに余談ですが、私が思っているのが実は共感覚というよりHSPの気質に寄るものでは無いのか?と思い、HSPのテストを自己採点で何度もしてみても、半分以下の点数だったため、HSPではない。と判断して、改めて共感覚の認識をしました。
ちなみに、HSPは最近話題になっている、
敏感さんと言われる人達の事です。よく、メンタリストDAIGOさんなんかがYouTubeの中で話していて、最近日本でも着目されるようになった考え方です。
ちなみに、私が持っている共感覚とは、生まれつき、または後天的に環境などにより、数字が色に見えたり、音が色や形で見えるような、ちょっとだけ特殊な感覚です。
ちなみに私の場合は恐らく後天性で、幼少期の教育環境で育成されたものと考えます。
先生は怒っている?
実は、幼稚園が大嫌いだった幼少期。以前からお話しているように小学校3年生まで場面緘黙症でお外で誰とも口が利けない私は、
完全に孤立していました。
私はそんな幼稚園時代を一言でグレーと表現します。
グレーに染められた景色の中で毎日過ごします。
幼稚園の担任には心底恵まれず、年中、年長の2年間のそれぞれの担任は、鬼の色でした。
人と話せないどころか、私は人の顔すらも見られなかったので、幼稚園に着いたら私の景色は砂利とみんなの上靴です。
しかし、この時に完全に私の能力は身についたので、ある意味良かったな。と思うのです。
4.5歳の私はいつのまにか、上靴を見ながら先生やお友達の声を聞くだけで、その人が
怒っているのか?笑っているのか?優しい人なのか?知らんぷりをする冷たい人なのか?
本当は自分にどう言う感情を持つ人なのか?
を全て判断できるようになっていたのです。
そしてそれは、明らかに色と形で耳を通して伝わってきます。
声に感情が乗るか乗らないか?で言えば完全にイエス
将来展望としては、もっとたくさんの心理学の書物を読んで、最終的に心理学と発声を完全融合したメソッドを作ろうと思っていますが、私個人の感覚としては、
声のサンプルさえあれば、
この人のこの話し方、声の特徴から、大まかな性格や、その時の心情はある程度書き出せます。
よく冗談で、占い師になれる!と言われるのですが、ただ単純に自分が耳と感覚で得た情報から心理を読んでいるだけです。
しかし、この共感覚のせいで、しんどいこともあります。
声の情報だけで、人に対してある程度合う合わないが判断できてしまう事。
マッサージやエステの施術でも、施術の方のその日のストレス具合をもろに受けるので、全くリラックスできない。と言う場合もあります。
ナレーションには相当活かせる。
ナレーションのレッスン、歌のレッスンではその感覚をフル活用し、まずは快感か不快感か、で邪魔な音を排除するように、滑舌を慣らしていただきます。
そして、その言葉→単語から連想するにあたり、欲しい音色を私が調合します。
すると、生徒さんにその感覚が伝染して、独自にどんどん出来るようになっていかれます。
次にBGMです。BGMのコードトーンと、その生徒さんが話している音に音色の整合性が取れているかを確認します。
なので、本当は、音楽がその原稿の世界観を表現できるのかを確認してから、
音楽に合う音色を口から音で表現していただけたら嬉しい。
と言うのが私の本音ですが、大体BGMは後付けが多いので、逆にその声に合う和音のBGMを探していただくアドバイスをします。
とこんな風に共感覚を使ったレッスンの全容を公開しました。
チャレンジャーお待ちしています!
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