今更聞けない「候補出し」とは??

候補出しって何のことですか??

声優さんやナレーターさんのお勉強を始めらたばかりの方には馴染のない言葉かもしれません。

これは、ある意味音楽業界や、もしかしたらデザイン界でもあり得るお話かもしれません。

「候補出し」とは、本採用を決める際に一定の基準を満たしている方たちに事務所や、登録先などが声をかけてサンプルを集め、クライエントさんにプレゼンをして、クライエントさん先が最終的な本採用者を決める際の手順の事です。

平たく言えば、オーディションのさらに「絞った版」とも言えます。

基本的に事務所側もお仕事を取りたいですから、やみくもに誰でも彼でも声をかけるという事はなく、あくまで最終決定に残りそうな方に声をかけるのが特徴です。

ですから、事務所側のマネージメントをされる方にもクライエントさん側の要求を理解して把握する必要があります。

ムラーラでは、無理のない範囲で候補出しのアドバイスもしています。

基本的にムラーラの業務は下記の様な流れとなっています。

生徒さんが、各講師の先生に相談する→講師の先生で解決することはそのままお任せ。

→難しい問題は宮島に投げる。→宮島から講師の先生にフィードバックする。→講師の先生から生徒さんへ伝達する。

という流れです。

私の特別レッスンを受けられている方には、私が直接お応えいたします。(手厚いです。)

候補出しのアドバイスは、ある程度責任もあります。ただし、最終的には生徒さんご本人が「これで行きます!」と決めたものにお願いするようにしているので、例えば、事務所側や登録先から、既存の物ではなく「こういうサンプルが欲しい」と言われたときには、「これこれこういう原稿で、こんな感じで作ってください」と言うように、作り上げる前に素材の打ち合わせをします。そして、生徒さん側が納得できたものを作っていただくことにします。

結局録音、編集するのは生徒さんなので(スタジオに依頼する方もいらっしゃいますが、宅録環境がある方はご自身で録音して、BGMを付けてお送りします。)

私的にはこの作業が結構楽しいので好きです。

仕事の案件が決まりました。いざ録音。

これは宅録案件の方に限りますが、レッスンの際にその場で確認することもあります。基本的に未公開の原稿物なので、ファイルを送っていただいたりはしないようにしています。もちろん原稿もです。間違いが無いようにするためです。

そのためレッスンの間にオンタイムで読んでいただいて判断します。

こんな風にムラーラの毎日は忙しく過ぎていきます・・・。

これからは宅録の時代です。音楽も宅録の時代になりますので、レッスンもオンラインにしましょう!

今日のお役立ちネタ、「専門学校と養成所、声優になるにはどちらが良い?です」

 

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