サ行滑舌の意外な落とし穴。

サ行滑舌が苦手な方に今一度立ち止まって確認してほしい事。

皆さんこんばんは!がっつりやる気の代表宮島です。

今日は夕方から急に冷え込みましたね。明日はなんだか「木枯らし」になりそうだとか・・・。

昼間は雨とのことですし、冷えた日の雨は本当に極寒な雰囲気が否めませんので、体調管理気を付けていきたいと思います。

今日は白菜とお魚を煮込もうかな?と。帰宅して夕飯の準備です。

さて、題名にありますとおり、サ行が言いづらい。と訴えてこられる方が意外と多いのですが、

最近あることに気づきまして・・・。それは、ズバリ

サ行が苦手な方ほど、無声化が出来ていない事が多い。

という事です。そりゃそうだろ!と言われてしまえばそれまでなのですが、そのサ行が「苦手」な特徴に注目なのです。

私が作ったナレーション原稿の中に、「●●として親しまれています。」という文面があります。

この場合、「●●と し(無声)てし(無声)たしまれています。」という風になるのですが、

この時に、無声化が出来ていない方のほうが「音がすきっ歯状態に聞こえることが多い」のです。

サ行の中でも「し」が苦手という方が圧倒的に多いことも最近わかりました。(近くYOUTUBEにアップします。)

◇コレ、実はあまり知られていないのですが(というより、気にされていない)、「さすせそ」と「し」は発音上、構音の仕方が若干異なります。

さすせそ、は比較的舌先が前方の上あごにつくのに対し、「し」の音は、硬口蓋側に舌の中面が当たるようにし、空気を前に出すようにします。

これが出来ないと、本来の し「Shi」の音から すぃ「Sui」の音になってしまうようになり、すと区別が出来なくなるという事が最近ミヤジマ的観測で分かってしまったのです。

She sell sea shell みたいな英語の早口言葉ありましたよね?英語のSheの発音は日本語の「し」とは少し異なりますが、Seaの方ではなく、Sheの方に寄せて言ったほうがきれいな「し」が発音できると考えます。

本来、「し」の音は、しゃ し しゅ しぇ しょ の分類の中にある音と同じ扱いになります。

さすせそは歯茎摩擦音。しは、硬口蓋摩擦音。

空気の摩擦が、歯茎側で起こるか、硬口蓋(あごの上蓋の真ん中あたり)で起こるかの違いがあります。

このように考えていくと、先ほどの「しを無声化できない症候群の方」が、し、が「す」になってしまうという原因が明らかな舌のポジショニングミスであることがわかります。

これを考え付いたぼくちんも正直両手にガッツりガッツポーズです。

トレーニングの仕方は今後の教材のために取っておいて、今日のブログの内容を又音声にしていきたいと思います。

レッツボイトレ!

 

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