滑舌不良の根本的な原因(年齢とともに)は顎にある?

加齢とともに滑舌が悪くなってしまう意外な原因とは?

まず、滑舌が悪くなる根本的な原因を「舌の動きが鈍い」もとい、「舌の動きが鈍いことだけが滑舌の悪さを生んでいる」という考えをお持ちの方がかなりいらっしゃるように思います。確かに、舌小帯の不具合など、音声的な鈍さ(RとDなど)の原因を引き起こしている方のようにわかりやすい不具合ではなく

年齢とともに「なんとなく前より滑舌が悪い」という場合(これは具体的には何歳~とは言えなくて、個人差があります。)に、その方の顎の動きが明らかに若いころよりも鈍いことがわかります。

若くても顎関節症をお持ちの方ですと、それだけで話すたびに顎のノイズが入ったりします。例えば歯が痛かったり、どこかの歯が欠損してそのままだったとしても、よほどの訓練をしない限りはバランスよく顎のかみ合わせを維持することは難しいと思われます。

私も、親知らずの影響で一番奥の歯が抜かなくてはならないレベルまで親知らずによって横から削られてしまいました。その時に、歯を埋めないとその歯に重なる上の歯が伸びてきてしまうよ。

とお医者様に言われてしまったのです。

ということは、かみ合わせもどんどん変わってきて悪くなって来るということで、その時はよくてもゆくゆきは歯ぎしりや、寝ているときの噛みしめなど様々な所に発展してきてしまいます。

イコール、舌の位置も今までの顎の状態が良かった時に比べれば当然良くないわけで・・・・。

ベテラン俳優さんの滑舌に注目。

ブログには書けないのですが、ベテラン俳優の方で一番気になるのが、加齢とともに見た目の老いよりも「しゃべり声や滑舌の悪さ」が大変気にってしまいます・・・。

もっと言えば、その滑舌の悪さが、さほど見た目的には影響がないとされる部分にも「ん?」という違和感を感じさせてしまうのだと・・・。

噛む力。ってすごい大事ですね。これは、40になった私でも思うことです・・・。

何歳まで噛めるかな?なんて本気で思うものです・・・。

ダイエットCMを見て痩せたら「まず声を聴いてみてください!」なんてことも生徒さん方にお伝えしています。痩せれば女性も男性も声が高くなります。それと似たような感じで、俳優さんの年齢的な部分が気になったら、顎と口元を見るべし・・・。なんて、怒られてしまいそうです。

本日のブログは以上です。いつまでも声のことを研究し続けていきたいと思います。Lets ボイトレ!!!!!

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