何故私はナレーションレッスンに魅了されるのか?
皆さま。夜中にこんばんは。代表宮島です。最近HPの閲覧の数増えてきたのでしっかりこちらも更新しなくては・・・
と思いつつ。ちょっと手付かずでした。
ですが、今日のレッスンもとっても楽しかったので改めて「ナレーションレッスンの楽しさについて書きたい。」と思い筆をとりました。(筆とはいきませんね)
実は私はもともと歌を高校から大学まで習っていて(クラシック声楽)、その後卒業してからジャズで演奏活動を始め、その中で外国人の先生からボーカルレクチャーを受けることとなりました。歌のレッスンとしてはクラシックの先生からの手ほどきが一番長かったです。
大学を2002年に卒業して、2004年頃からボイストレーナーの活動をはじめました。ですので、16年ほどボイストレーナーとしての実績はあります。ここ最近6~7年ほど前から本格的に「話すボイストレーニング」に力を入れております。
歌のトレーニングとしては、舞台のかたやミュージカルの方などに支持を受けて取り組んでおります。
さて、タイトルにある「なぜナレーションレッスンに魅了されるのか?」という理由ですが、この1番の理由は「歌よりも、声のダイアルが無数に必要だから」です。
歌のレッスンの場合は、生徒さんに「理想の声のカタチ」というものがある程度あります。
簡単に申し上げますと、「こういう声が出したい」「高い声がきれいに出るようになりたい。」と言ったイメージです。しかもそれは、ある程度は「曲ベース」で考えられています。
この曲をこんな風に歌いたい。というような所です。
歌の生徒さんは、「声を一貫してこのように出したい」という長いことその発声が出来るようにしていきたい。という一貫性みたいなものをある程度求めています。
筆でいると、筆が乱れないようにある程度圧力をしっかり認識していたい。というようなことです。
ナレーションの場合は、少し違っています。まず、出だしはどのトーンで行く?。
この時点で、「最後を見ていないといけない」ということが大いにあります。
前回のYOUTUBEでも明らかにしていますが、ナレーションを読むときにとても大切なのは、原稿全体を通した想い。です。
その原稿を通して読み手(自分)が一番言いたいことは何なのか?
これを初見で読みながらでも短期間に解釈して、表現していかなくてはならない作業です。
そして、発声(音を作る)作業をするポイントのダイヤルを歌以上に持っていないといけない。そして、ダイヤルをちょっとずつ回しながら、その中で幅のある演技をする。
これが、一言で表すならば、「ナレーションたるや、こういうもの」というずばりの一言です。
アーティスト性が高いな~~。とすごく感じます。
そして何より、ナレーションのレッスンを重点的に始めてから、私自身英語の発音が良くなった、歌のレッスンをする際に、声を聴く耳が全体的に変わっていった。というように「歌のレッスンにもとてもプラスになっている」ということなのです。
私も先生方にこういったお話をして、レッスンにとって大切なこと。というものをシェアしています。
ムラーラの先生方にも、オンラインでレッスンしていただいています。質の高いレッスンを提供する自信おおありですので、
是非オンラインレッスンの体験レッスンをお試しくださいませ!
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