ナレーション原稿などの初見読みのためのレッスン

初見読みが苦手な方や人前で話をする際に話題が途切れてしまう方のためのレッスン

初見読みの問題は、個人差がありながら皆さん色々なお悩みを持たれています。シンプルに漢字が苦手なのでどうしても躓く、という方もいらっしゃれば、口が回らない。という方もいらっしゃったり、お悩みは様々です。

ただ、今までいろいろなレッスン方法を試してきて両方の方々に共通して効果があったのが、「普段読みなれない文章を読む、母音、子音をそれぞれ抜き出して捉える、パソコンのタイピングと同じ様にアルファベットで抜き出して捉える」等です。

今回、こちらの動画で詳しく説明をさせていただきました。

実は、私のようにピアノを弾く人と共通して「ソロバン」をやっていた方、というのが同じような「感覚」を持っているということがわかっていて、今当校にいらっしゃる生徒さんも圧倒的に初見読みのとちりが無い方、というのがソロバンを幼いころに習っていて、計算はとても得意だという方です。

ピアノを弾く行為というのが、目で楽譜を追いながら、楽譜を見た瞬間に指先を該当する音に置くという作業なのですが、見る→脳内で音に変換する→弾く。という3段階の動作が含まれます。ソロバンも同じで、ソロバンの方も計算式を見た瞬間(聞いた瞬間)弾いていて、弾いている瞬間にもう計算を始めているので、「自分が何のくらいの何の数字をはじいているのか」という作業工程をどこかのタイミングで同時に行っている。ということがわかっています。

実は、この【同時に何かの情報をとらえる】という作業が、文章を組み立てる、「話したいことを組み立てる」ということにとても必要なことだと考えています。

動画の中でも話しているのですが、例えば、「たこやき」という言葉をアルファベット変換をして、Ta ko ya ki という風に頭の中で変換して、又口に出して「てぃーえーけーおーわいえーけーあい」という風にまず、普通に口に出して言います。

次に、「えーおーえーあい」という風に母音だけでいう練習をします。その際に、母音ではなく、子音を頭の片隅に思い浮かべるようにします。実は、母音を口で発音しているタイミングで子音を思い浮かべるのはなかなか至難の業です。逆に子音を口にだして、母音を思い浮かべるのはそこまで大変ではありません。

これも、やはりタイピングに慣れている私たちにとっては、子音優位、母音は後方に。というのが順序的にも通常ですよね!

こんな風に脳トレ?をしたり、色々試行錯誤をしながら行っていきます。

体験レッスンお待ちしております☆

 

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