ナレーターの方と声優さんのための正しい発音方法
実は本日、とあるパーティ(祝賀会)にお呼びいただき、ご参加させていただいたのですが、その際に大変声が通る方が壇上でしゃべられました。そして、不思議なんですね、やはりそのような方が方はやはり「できる方」なのです。
声というか話し方というか、誰一人として口をもごもごしながら話される方はいないのです。私も、昨日インターネットの放送で自分の声を聞きましたが、マイクの声が自分にリターンしなかったため、いつもより声を張らずにあえて話してしまい、放送を聴いてもっとしっかりしゃべればよかった。と後悔しているのです。
地方によっても発音の特性がある。
実は以前別のブログにも書いたのですが、実はその地方地方により発音の癖のようなものがあることがわかります。どちらかというと、統計的に見てすっ飛ばし言葉は西側の方に多いです。
ただ、その地域の特性の様ななものもあり、「浜言葉」のように、海沿いの地域の方は比較的言葉を抜いて話す修正があるようです。
こちらは、正しい「イエアオウ」発声というタイトルで、ボイストレーニングのうちの動画の中でトップの再生数を誇る動画です。もともと、日本語は表意文字なので、どちらかというと、言葉の音よりも「言葉の意味」を重要視されます。
この「イエアオウ」は言葉を音として並べたときの「周波数の順」のことであります。日本人は(もちろん私も含めて)短い単語を述べるときに、その単語のフレージングはほとんど意識しません。ですから、どんな音で始まり、どんな音で終わるのか、おさまるのか、「単語単語」に関してはほとんど意味を成さないのが日本語であります。
ただ、一応標準語という意味ではNHKアクセント辞典などにきちんと記載されています。
上記の動画にてどうぞ「イエアオウ」発声トレーニングをやってみてください。
長文を読む際の滑舌もフレージングで意識する。
長文を読む際の滑舌に関しても、フレージングはとても重要です。長文を読むときに、「単語単語」としてのみの音だけを捉えてしまうとよいことがありません。
これは先ほどの「日本語の役割」と逆行してしまうのですがいわゆる読みとちりをなくしたい。
という安易な目的手段のためには、この「フレージング」は切っても切り離せないものとなるのです。ムラーラミュージックオフィスでは、これらのフレージングに対しまして時々は「英語のフレーズをあえて歌詞の中に織り交ぜたり、英文を読んだりして」トレーニングをするようにしています。これはフレージングのトレーニングと、後は単純に、リズムに対しての先入観がなく、なめらかなフレージングとして捕らえられて結果、節がきちんと強調される。
という結果も出ています。
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