令和時代。これから「残る」ために必要な事。

令和時代に必要なセルフプロデュース力。

みなさんこんばんは。ムラーラミュージックオフィス宮島です。

今日は、又私の「閃いてしまったシリーズ」という事で、ちょっとダイジナことをお話したいと思います。

私は、2010年4月。遅咲きの31歳の時に上京してきました。それまでは、地方の音楽教室でピアノや歌の先生をしてきました。今も同じようなお仕事をしていますが、1点だけ違うことがあります。それは、「教える」というレッスン科目の中に「技術」だけではない部分が多分に含まれている点です。

私はもともとオタッキー(この言葉、死語でしょうか?)なので、一つの事を突き詰めていつまでも好きでいる習性があるのですが、さらに輪をかけて、好きなことが仕事になってしまったので、いつまでもそれをやり続ける。という毎日になりました。

そして、2010年のその頃は、まだ私自身も「オーディション」というのは、実力があるひとだけが残るもの。だと思っていたのです。

しかし、生徒さんの中でも大きなプロジェクトオーディションで、しかも選ばれるのが2人、3人と言う中で落ちてしまうたびにかなり落ち込まれているのを見たときに、

「これは、なんと声をかければよいのか?」と本気で考えたのです。

その生徒さんたちは、実力は申し分ないぐらいにあるのでした。だからこそ、「ん?実力だけではダメってことか?」と思うようになりました。

そこで一つ、まず気づいたのは、

就職の履歴書と同じで、経験値は書ければ書けるに越したことがない。という事。でした。

ここで、よく皆さんが躓くのが「私、〇〇の経験はありますよ?でも、お金をもらっていないんです。」という所です。

「お金をもらっていないので、プロの活動とは言えない」という部分。これ、昔の私ならとても分かりますが、今は一発「NO」と言います。

私自身は若いころからお金をいただいて音楽の活動をしていました。もちろんプロという自覚もあります。でも、その活動は「プロモーションブランディング」という意味ではほとんど役に立たないのです。

もし、私がどこかの事務所にオーディションに行ったとして、履歴書に「〇〇のお店で〇年働いていました」と書くのと、「YOUTUBEチャンネルを立ち上げ、10000人の登録者数を保持」と書くのとでは、どちらに勝敗があるのかは、今では一発でよくわかってしまうものです。

これは、具体例としては若干オーバーな部分はありますが、先ほどのお話に戻りますと、今までは事務所が「あるプロジェクト」を立ち上げるという所からスタートしていて、該当者を探していたのです。

でも、今後事務所の業績や体系にもよるとはおもいますが、コストをかけずに、すぐにでもマネタイズできそうな素材の人がいたら、採用してみたい。

という動きは必ず出てくると思います。

実際私の生徒さんでも、実力がある人は自分から「逆オファー」をして、事務所と半フリーエージェント契約を結んでいる。と言う方もいます。

事務所に受からなくても、受かる前に何をしているかが要。

確かに、大手の事務所でないと、取れない仕事もたくさんあります。映画、アニメの大役なんかがその例です。

ですが、いつまでも事務所に受からない。いう理由で方向性を見失ってやる気が無くなってしまうよりは、

「自分のメインタイトル」をもって、「自分のテーマ」みたいなものをもって

強みを生かした仕事を片手間にやったり、その中で「インフルエンサー的な活動をしてみたり」。

インフルエンサーは今後企業にとっては絶対にドル箱なので、むしろそんな人が転がり込んでいたら一本釣りしたい。という所でしょう。

ですから、フリーの間にやりたいことをやりまくっておく。というのを一つお勧めいたします。

ムラーラでは、声という魅せかたをメインに、その方が「やってみたい」と思うことを具現化出来るお手伝いをしていきたいと考えています。

 

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