具体的なアドバイスが無いと、フラストレーションがたまりやすい。

評価の際に、具体的なアドバイスがないと、フラストレーションがたまりやすい。

最近気づいたことがあります。ムラーラにいらっしゃる生徒さんの多くが、「具体的なアドバイスを求めている」という事を。

例えば、とある経営者の方のレッスンでは、「日本語と英語がまぜこぜになっている文面が非常に読みにくい」ので、対策が出来る原稿が欲しい。

という要望がありました。もちろん作成しました。

具体的な目的がある方には、具体的な策があります。ご自身がきちんとわかっている方が多いのです。

ただ、事務所に所属している方で、候補出しに出してもらって、その後に実際に通らなかった場合にはほとんどパターンでは、

通りませんでした。

という連絡があるぐらいです。そうなると、具体的にどこの何がダメだったのか。わからないままになります。

これは、昨日ブログで書いた、「学校生活を有意義にするために何を意識したらよいか?」という所とも精通してくるのですが、ほとんどのシーンでは、この具体的なアドバイスは

もらえない境遇なのが普通。

であるという厳しい世界です。

養成所や専門学校では、人数が多すぎて、先生にある程度アドバイスしてすごく仲良くなったり、気に入られたりした場合(目をかけてもらえた場合)にたっぷりと先生と触れあえたりしますが、それは色々な意味で創意工夫や、付き合いが必要になってきます。

標準仕様で行くと、大勢の中の一人。という所で、最後の査定までは横一列なのです。

そのなかで、「あの人頑張ってる!」というように、相当量目立たたないといけないですし、声によほど特徴があったりとか、他にも色々な理由で「見染められること」が必要だったりします。

それが、学生さんや養成所生でなくても同じような事態が起こる。というのがとてつもなくしんどいのです。だからこそ私は、声を大きくして、

学生さんや養成所生の時からバンバンオーディションを受けたり、独立できるように、せめて動画編集くらいはできたほうが良い。

というお話をしています。

やる気のある若い方ですと、動画編集のオーディションなんかを受けたりしている方もいます。頭が柔らかいんでしょうね。動画の仕事から、コンテンツとしての「声」狙い。という話はしていました。

後は、時間はかかりますがSEO的な所でYOUTUBEとブログ。最終的に、ブログもYOUTUBEもそれ自体を収益化する目的よりは、「名刺代わり」に思っているくらいが良いのでは?と考えます。

お話を戻しましょう。候補出しでなかなか決まらなかった場合、何が具体的に良くて、ダメなのか、現状での課題を見ていくのは非常に大事です。

ムラーラの役割と言うのは、

1 事務所の状況の把握。事務所でのその方の立ち位置の把握、事務所からどう評価されているのか?何を強みだと思われているか?

これが一番大事で、事務所も売り出せる人を基本所属させますから、所属してるのに、本人の自覚と、事務所側の「売り出しポイント」がズレていたら何にもなりません。

意外とコレに似たような事はあって、事務所側が強みだと思っていることに対して、本人がなかなか着手できず適したボイサンが用意できないなどあります。

2 事務所の求めるモチベーションまで上げていくこと、及び、ボイトレに通っていることで成長を感じてもらう事。

ワークショップなどの音源をたまに聞かせていただくこともあります。明らかに聞いて「うまくなっている」のがわかります。

今までと「アドバイスの内容」も明らかに変わっているので、先方もわかっているのだと思います。だから、仕事が取れるようになります。

良い循環です。「ボイトレ通ってるのに何もならないね?」じゃ困るわけです。

ですので、明らかに「良くなっている」と思ってもらえるように、こちらとしては挑むだけです。

最後に、MFT学会の会員となりました。学会の会員になったのは初めてですが、どちらかというと勉強させていただく側です。

MFTについて学び、しかるべきタイミングになったら、MFT関連の歯科医などを生徒さんへご紹介できるようになるのが目的です。

レッツボイトレ。

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