滑舌に関するお悩みとその対処法。(VOL1)
皆さまこんばんは。宮島です。
今日は、次のYOUTUBEの撮影でぜひやりたいと思っている「滑舌」に関するお悩みとその対処法にについてお伝えします。
まず、第一弾は「滑舌のレッスン」っていうのは本当の所どんなことをするのか?ということをお話します。
1つとても重要なことですが、この記事を読んでくださった方の中には、「そうそう、自分もこれって単純に滑舌の問題だと思ったけど違うんですね?」
と気づく方がいらっしゃるかと思います。
世間一般的に言われている「滑舌」と言いますのは、いわゆる言葉の「キレ」だったり、「話し方の印象」的な所に留まると思いますが、
私が言っている「滑舌」は、声そのものだったり、声の「音色」だったりします。
声量が無いと言われたら、どんなレッスンをされたいか?
声量が無い。と言われたら、皆さんならどんなレッスンをしたいですか?
◆腹式呼吸で、しっかり息をする方法をみつけたい。
◆声帯の閉鎖のタイミングや、強度などを訓練するトレーニングをしたい。
◆フィジカル的なトレーニングをする。(腹筋運動などをしたい。)
◆声を出す勢いを身に着けたい。
◆出す声の音色を研究したい。
◆メンタルを鍛えたい。
はい。一部、ちょっと見当違い?なものも入っていますが大方このような具合だと思います。
実は、5番目の「出す声の音色を研究したい。」というもの。これは一見すると、声量とはあまり関係が無いように思えるかもしれません、
が、実はこの中では一番皆さんが本当は知りたかったりやりたかったりしたい内容なのです。
私も色々なレッスン動画を見ているのですが、洋楽専門のボイストレーナーの方はとにかく「音声学」に基づいて、言葉の音色に対してめちゃくちゃ細かく行っています。
それどころか、息の使い方から、声の載せ方、など声の「色」に関するレッスン内容がかなり幅広いと感じました。
いわゆる、「グルーブ感がある」とか「ない」とか言う所もその声の色づくりのがとてもメインの内容と感じます。
歌のボイトレの場合は、歌手の〇〇さんのような声を出したい。というオーダーで来られる方は一定数いらっしゃいます。
その代わり、声優さんはまだしも、ナレーターさんに対して「こういう声が出したいです。」というオファーは正直な所あまり多くありません。
要は、ナレーションを読む(語る)のに、誰かの声になるようにする。という概念はないからだと思います。
勿論、誰かの声に似せて「演技する」のは、ナレーションシーンではNGです。
ただ、「この喋りってどうやったらこんな風ななめらかさが出せる?」という所はやはり、音の研究が不可欠です。
そして、その音色の研究が「滑舌の研究」とむずびつくのです。
滑舌というのは、平たく言えば「舌の色々」。です。
舌の運動の仕方、だけでなく舌の角度、舌の温度、舌の動くスピード、舌による音作りの方法、舌によって作られた音の差異。
など、色々を研究するのが、滑舌の研究だと感じています。
次のブログでは、これらの中で具体的にどういう悩みを訴えて、どのように解決していっているのかを
具体的にお話しようと思っています。
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