アイドル育成にあたり、最も必要だと思うこと(自論)

ボイストレーニングが最も必要な理由。

今日の2記事目は、アイドルの方々にもっとボイストレーニング(歌の練習)を1からしっかり積んでいただきたい。という私の勝手な願いと自論です。これには大きな理由が二つあります。「ボイトレがダンスよりもどうしてもおろそかにされている現状」そしてもう一つ「前者の理由で、結局喉を壊す人が続出する」という現実。この二つが圧倒的にあるからです。

確かに、歌はそもそも「もともとの声の良さ」だったり「もともとの歌のうまさ」みたいなものが備わっている物。という認知がどうしてもあるのですが、しかしながら、ファンの人も日々の成長を追っていて、去年よりも歌がうまくなることを現実的に期待しています。

しかも、素人はダンスは見れば「みんなうまい」けれど、歌は普段からご自身が聞いている分、余計にその良し悪しは厳しいまなざしで見ていることが多いのです。

第三次(第四次)声優ブームからは「歌えるのは当たり前になっている」。

私がちょうど状況してきたのが、今から10年ほど前です。水樹奈々さんが歌手として華々しくレビューし、田村ゆかりさんや宮野真守さんといった、歌えるエンターテイメント性の高い声優さんがガンガン出てきた時期と重なります。私は地方から出てきてまず驚いたこと。それは関東限定局の深夜枠のアニメをこれほどの人が見ているのか?という現実でした。びっくり。です。そもそも私も女性なので、女性が男の子の見るような戦隊もののアニメなどを好んで見ていたり、男性の声優さんにあこがれて声優さんを目指すことなどが当たり前だと知ったのもその頃でした。

と、同時に、「声優は歌えるもの」であるという一般常識がその頃からもう当たり前になっていることもあり、私の生徒さんもセリフと歌を半々で勉強されている方もいました。だいたい、声優事務所の所属に合格する子たちというのは、もともとの声もマイクノリがよく、元気が良く、ある程度キャラクターが立っていて、声がしっかりしている人たち。が多いのです。そんな中でも、非常に声の体力的なところを求められ、それでも声のためのトレーニングをされています。

そして、何よりこのころから「二次元と三次元の境界線」の別の在り方というのも見え始めています。例えば、原作は漫画だけれど、アニメ放映はなく、先に実写化されミュージカル化されたものが、のちにアニメ化され、実写化の時点で声優さんたちが顔出しで出られているようなものもあります。「レビュースターライト」などがその例です。

アイドルが逆に擬人化され、擬人化されているものを「現実」で表現されているような逆スタンスをとるようなものも増えつつあります。

さあ、そうなったらより「生ものは、生ものらしいパフォーマンス力」というのが求められていくと私は思っています。

特にアイドルさんは今星の数ほどいると思っていて、今後、ダンス、歌 という枠で差をつけるとなると、かなりの相違工夫が必要かと思います。

◆ボイストレーニングというよりも、歌のキャラクター付け、本人のキャラクター付け、もしくは、その他でのパフォーマンス、などを磨いていく必要があると感じます。

先日ブログにも書きましたが、ボイストレーニングはバランス力です。アスリートと同じです。アスリートは、フィジカルとメンタルの総合バランスです。ボイスとレーニングも全く同じことが言えると私は感じています。

 

 

 

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