成功の鍵は親子の会話。何を以て成功というのか?
まず、ここでいう「成功」と言いますのは「自分自身が何にも臆することなく頑張れる環境を自分自身が作れるか」という環境づくりのことと提言します。
私自身、ある程度何があっても大丈夫だと思える時に立ち返るのは決まって
「私はあの親の子供だから大丈夫だろう」という気持ちを振り返る時です。第一弾をお読みいただいた方が何を感じてくださるか?と思っていろいろ考えることがあるのですが私の場合、私がいう事が絶対だと思うことは100パーセントなく。むしろレッスン至っても
「○○さんがそう感じるならそれで間違いないですよ」と言います。
「私には○○さんの声がこう聞こえるんだから、こうなはず」という自分の意志は相手にまったく通用しないと思っています。
要は、第一弾で書かせていただいたことは経験則であり事実であり。「絶対にこうです」というわけではないというのが一つです。それに基づいてお話を進めます。
自分が良いと思ったものを教育した母。
先日帰省した折、私は母に「あの時ああいう事を言われた」と話をすると、父に横から
「え~そんなこと言ったの?信じられない」と横やりを入れられながらも
「ああ、言った言った」。と素知らぬ顔でこう答えていたのが印象的でした。こちらのインタビューで中学の時音大に行くため成績ビりだった私が「勉強しないとまずいな?」と思ってからの快進撃についてはこちらに触れられていますが
https://kikigotae.com/c_miyajima/
私の母は本当スーパー教育ママで、数々の武勇伝?を残しているのです。
代表的なものは「読書感想文事件」。小学校1年の読書感想文で私は昔から文章がまったく書けず、何より自分の感情を表に出すのが苦手だったため、まったく筆が進まず。時間をやり過ごしていたらいきなり、
「読書感想文!書くよ!」
と言って、私を横につけました。すると、母が何やら感想文の中身をペラペラと話し始め、「いいから書きなさい!」と言われて泣く泣く黙って書きました。
すると、
「これじゃあ、大人が書いたってばれちゃうでしょう?子供の言葉で書くとしたらどうなるの??考えなさい!」と言われて、大人の文章を「まるで子供が書いたかのように偽装する」という高度なテクニックをさせられたのです。
そしてその感想文がなんと佳作に入ってしまい、私は壇上で足をガクガクさせながら、「どうせ大人はみんなわかってるんだ。。。」と肩を震わせているという嫌な思い出・・・。
さらに、テストの点数がとっても悪かった私に母は毎日のように、
「いーい?○○ちゃんと○○ちゃんみたいに頭がいい子は、あんたみたいに遊んでるときは100パーセントお勉強のことしか考えないの!遊んでるときに遊んでることしか考えてないのは、あんただけ!」
と言ったりするのでした。
今思うと、彼女の発言は本当に面白くてたまらないのです。
母の面白発言の根源はある、理容室の経営者さんの「経営者理論だった」。
母は私と一緒で大変頑固な性格のため、「自分には向いていない」といってスパッと理容師としてのキャリアを捨ててしまった人です。そして、それに「一ミリも悔いがないところ」が後ろを振り返らない私とまったく同じ。
しかし、この年齢になって話をする「あの時あんな風に言われた」という事の内容のすべてがその経営者さんからの言葉だというのはよく母も言っています。10代で中学を出てそのまま下働きに出た母はその35歳ぐらいの経営者の男性からたくさんの言葉のギフトをもらっていたようです。
そして、そのままそれを「自分がいいと思ったから子供に教えた」
というのが彼女の言い分でした。
親子の会話が成功のカギの理由。
私の母の持論は「私は究極なポジティブ」である。という事でした。私が思うのは、いろいろな意味で「超偉大な母」なのであります。
宮島自身も相当ポジティブだと思っているのですが、正直母には勝てる自信がありません。
そして、何より親から子供へ言い伝えられることのメッセージはたった一つでこれは宗教でもなんでもなく単純に「親は子供が大切だ」という事だとわかります。
なので、そのメッセージを適切な距離感で受け取ったり、私のように初めは憎んだり、誤解をしたり、いろいろがあっても解釈を誤らない人
というのは確実に何でも出来る。何でも成功する。という事を記します。
※初めに書いたように「成功とは」何を以て「成功」というのかは人それぞれですが。
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