生徒さんだけにではなく先生にも付加価値を。

先生ももっともっとスキルアップできる話(ボイストレーニング)

最近私以外の先生のレッスンをご希望されたり、実際に私以外の先生のレッスンにもすごく一線で活躍するアーティストさんや声優ナレーターさんなんかも出てきてかなり盛り上がっています。実は、つい最近参加したビジネスコンサルの方のセミナーで面白い話を聞きながら、ふと自分のスクールに当てはめることがありました。

私の研修は、相当実践的で、私が思いつく限りの無理難題を先生方に当てはめて質問していきます。「どういうリスクが考えられる?」とか「こんなときどうしますか?」とか、生徒さんがこんな風に歌ったらどうアドバイスする?かなど、一通りの実践です。

以前先生方にこう言われたことがありました。「先生と一緒に仕事をすると、肩書が増えます。」と。

これ、今思うとかなりの誉め言葉ですね。まさに昨日出席したセミナーでもコンサルの方が言っていました。自分のストーリーを確立する。ということ。そこにすごくあてはまると感じます。

アスリートやそれらを育てる人たちと話が合う。

最近いろいろな人たちと話をする機会があるのですが、「アスリートを育てる一流の人たち」ととても話が合うことがわかりました。例えば、食事。フィジカル。メンタル。この三つ。フィジカルとメンタルはもう切っても切れないというよりも「同一」であると最近は断言できます。なぜなら、味覚も、動作もすべて脳からの指令だからです。

ん?ボイトレと何か関係あるのか?と思う方もいるかもしれませんが、大ありです。ボイストレーニングを行う上で、いつも姿勢、特に首の位置はすごく意識をして取り組んでいきます。首の位置というのは、イコール頭の位置です。頭の位置を整えて、あごの位置を整え、表情筋肉の動かしやすい位置を作り、余分な力を抜いて、体的には脱力状態で声を出していきます。その状態でないと、いわゆる理想的な声は出せないのです。

アスリートの方々は実にいろいろなトレーニングをしています。で、アスリートの方々も重要事項として行っているのがやはりフォーム、バランス、メンタル。であると最近は強く感じています。

フォーム=姿勢・バランス(右左のバランス感だったり、重心(上下)であったり、メンタルとフィジカルのバランスだったり)メンタル(負けない心、自尊心、自己啓発的なこと)この三つは切っても切れないものなのです。実は実際にボイストレーニングもこの三つをとても重油なものとして扱っています。

なので、アスリートを育てている方々に非常に興味を持ってもらえます。モチベーションというのは目に見えないものです。日本人は「メンタリティ」や「目に見えないもの」に関してどうしてか、「純粋なもの、理論立てられるもの」とはみなさない傾向があります。

そういったことが今後の日本の教育現場や、人材育成の場には絶対的に必要なものだと感じています。

 

 

 

 

 

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