ナレーション練習風景

ナレーション練習風景(動画付き)

ナレーション練習風景の動画です。ここ最近「ナレーション練習」と検索するとこちらの動画がピックアップされておりますので、再度クローズアップさせていただきます。昨日たまたまPRさせていただきました「宮下 巧」さんがレッスンされている風景です。

ナレーションレッスンの際の手順は、下記のようになっています。

■1普段からディレクションを受けている監督、音響さんから普段から指摘される内容を確認

■2普段から仕事で行っているナレーション種類、内容を確認する。

■3一通り文章を読みます。

■4読みの声のトーン・テンポ感・行間の間・構成・滑舌・を確認します。

滑舌に問題がある場合は、類似する言語の羅列・パターンを分析して、反復練習または新たな滑舌練習用s長文原稿を用いてトレーニングを行います。

■声に抑揚がつきすぎる→フラット読みをするようにアドバイス

棒読みになりすぎる。→必要な抑揚のみをアドバイスする。

最近のナレーションの主流を知っておくこと。

養成所・事務所ともにカラーがあります。正確に申しますと「この事務所に来るお仕事はこういうもの」というライン(種類)の事です。
そのラインを知っておかないと、あやまった方向でレッスンを進めていってしまう事になります。ナレーションは今後下記の2つの流れに集約されていきます。

ナレーターが「限定」されるナレーション

ナレーターが「限定」されず、内容が重要視されるナレーション

このどちらかになります。もちろん絶対数的に、後者のほうが圧倒的に多いのはわかると思います。ではどの程度フラット読みをすれば良いのか?という事です。

「誰がきいても棒読みだとおもうライン」「フラット読みだけどナレーターの技術としては十分にある」というラインというのは実にきわどいラインです。

実はレッスンをしている我々も本当に困惑する状況になってきました。

ニュース原稿はまた違ったもの。

ニュース原稿はまた通常のCMナレーションとは違ったものになります。暗黙のルール「人物名」「数字」などは否応なくピックアップするという常識もあります。読む際に非常に「音圧」を必要ともされます。声が自分の足元よりも、少々前に「落ちてくる」ように読む。という特徴もあります。

これらの状況を良く知っておくことが大切です。

ナレーション読みに必要な技術。

必要なトレーニングは下記の通りです。

■正しい母音発音訓練

■正しい子音訓練(無声子音の重要性)

■拗音を用いたトレーニング

■RとDなど(舌小帯異常などないかの確認)

■リップノイズタンノイズ

等様々な基礎訓練が必要となります。

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