ナレーションの醍醐味。

ナレーションのレッスンの醍醐味。

ここ最近、ナレーションのレッスンにもさらに力を入れて行っています。最近では「声優さん」もナレーションのお仕事をすることが増えてきました。テクニックや表現の仕方には違いのある「アテレコ」と「ナレーション」ではありますが、ここの所はストレートのナレーションのテクニックをどこの事務所も求めるようになってきました。

大切なのは、「音感。」

前回のブログで「音感」に関して少し触れております。こちらをご覧ください。

https://ohanashi.speechvo.com/nareeshon-kotsu/

実は、この回では「ナレーション」として触れているのですが、実は「外国映画~いわゆる外画」の読みの際には、非常に難しい演技力がさらに求められることが分かっています。最近のナレーション事務所や声優事務所では、実情として動画会員サイトなどの伸びにより、外画吹替などの需要がかなり高まり、そういったお仕事の需要がかなり増えているため、ナレーション事務所であっても、意外と外画需要が多いということがわかっています。

ナレーターの方が吹替をする時、特に困るのが「演技の幅」です。実は外国語映画吹替の場合は演劇や舞台出身の役者さんのほうがこの手の物はしっくりと馴染むということが分かっています。特にパク(口の動き)に合わせる行為というのは、

タイムを見る。タイム通りにセリフを充てる。

では間に合わないことも多く、あらかたは皆さんセリフの流れを先読みして独自の演技の感覚で充てることが多いのです。そういう訓練はやはり読みよりも「演技」のほうが優先となります。となると、演技をするという意味では「感情をありのままに表現する演技振り幅」が求められます。

だからこそナレーションでの技術が活かせる、という考え。

じゃあ、外国語映画吹替では、演技力の勉強のみをすればよいのでは?

という考えも違います。ナレーションで基礎を作り、発声のバリエーションを増やし、読み以上の演技力を身に着け、静であっても動であっても、両面で表現の振り幅が持てるようにしておく。

ということを念頭に置くとよいと思います。

ナレーターさんのご紹介。

http://www.wonder-space.net/talent/talent/-/新井由布子”]

合同会社ワンダースペースに所属する ナレーターの新井由布子さんです。私のボイストレーニングのレッスンを受けていただいています。新井さんの持ち味は、息のコントロール力と細かい音程の調整能力です。ストレートナレーションから、キャラクターもののナレーション、子供役の声づくりまでこなします。

もともと高めのきれいな声の持ち主なのですが、最近では低音の魅力も出てきていろいろな声の表情を作られています。

お仕事のご依頼はワンダースペース様へご連絡ください。

ナレーションの基礎力をつけて演技の幅で持ち味を。

新井さんのように、声の安定感があると自然と言葉が流れるように入ってきます。さらに、文章の前後の関係性も含めてストーリーを自分で組み立てていきます。

その上で「感情表現=声の変化」の方向性を見出していきます。

悲しいときはこの声

うれしいときはこの声

強い感情表現はこの声。

様々なノウハウを共有していきます。

体験レッスンのお問い合わせはこちらからお願いいたします。↓

https://ohanashi.speechvo.com/trial-lesson/

 

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