影響力のある一般人になるとは?
みなさんこんにちは。
前回の「人は話し方が9割」の真実。という記事の続き、とは行きませんが、同様に大切なことを書きたいと思います。
私は常日頃から、「事務所に所属していなくても、声の仕事(特にナレーション)は取れるようになるので、今のうちに宅録の技術を磨いておいた方が良い。
というお話をしておりました。
具体的にそのお話を始めたのは、やはり「コロナ」というものの存在が騒がれた2020年の2月からです。
私は、2019年まではfacebookを割と積極的に活用していました。そして、ツイッターでは自分の主張を割とはっきり書くようになりました。
しかし、2020年から急に「自分の考え方は、ごく少数派の考え方である」ということに気づき、発信をやめました。
2021年、これからはいかに「わかりにくいように自分の主張を発信するか、また、自分の考えに賛同をしてくださる方をいかに集めるか」
ということに集中したほうが良いです。
これから先、芸能界は大きな変化を迎えます。というか、もう迎えていますよね。
そのことがムラーラにどう関係があるか?ということも然りですが、ムラーラにも「芸能のお仕事をしたい」という方や、「歌手になりたい」という方ももちろんいらっしゃいますので、私自身が世の中の変化に明るくないと、適切なアドバイスが出来ないと思うのです。
声の仕事に然り、歌の仕事に然り、どちらにしても今後は、
「どこに行きたいか?ではなく、最終的に自分が何でお金を稼ぎたいのか?」
という所にシフトしてお話をしなくてはならない時代であるということなのです。
2020年から全く地上波を見なくなりました。(TVに取材されておいてごめんなさい。)
でもこれは大事なことです。何が大事かというと、私の両親なんかは、当たり前ですが「テレビが言っていることは全部真実」という神話の中で生きています。
コロナでそれが浮き彫りになったのは確かです。
コロナというのは、単に疫病が日本に流行っている病気の話だけではなく、分かる人であれば、「コロナ」が影響したすべてのことは経済不況、雇用不安、政治のこと、芸能人でテレビに残る人と残らない人、YOUTUBERが今や昔のテレビタレント、広告が出せる企業がコロナによって変化してきた。
等々。ざっくり言えばお金の流れ。
そのものだと私は考えます。
例えば、ムラーラがテレビで放送されてうれしいことがあるとすれば、どんな人だって、「見る人がいる→それを見た人が問い合わせをする→生徒さんが増える。」だろうから、プラスになるんだろう。
という想像は安易に出来ると思います。
それなのに、テレビ番組がなぜ人気タレントによって作られるのか?ニュース番組は何のためにあって、何のためにコメンテーターがついているのか?
どういう層(年齢層)がターゲットで、浸透しやすいのか?
という所に関しては、基本的に見たままを受け取り、誘導先を想像しない。ということが起きているなと感じました。
最近では、逆巻の思考ばかりしてしまい、最終的にどこにどう誘導したいから、こういうキャッチコピーなんだろう?
と考えるようになりました。
これは半分は職業病です。なぜなら、生徒さんたちは声の広告塔です。ともなれば、クライエントさんが、どのように心を動かしたいかをリサーチして、声づくりをするためのお手伝いを我々はしているからです。
わかりやすいように発信するのはリスクが高いが、影響力のある一般人になればよい。
そうなのです。芸能界が大きく変わると、今度はメディア発信力のある一般人に目が向くようになりますし、なり始めています。メディアも今までは「テレビが1番」だったのが、コロナを皮切りに「ステイホーム」でYOUTUBEを見る人が格段に増え、YOUTUBEに面白い人がいる、もしくは、「歌ってみた」でこの子がすごい、「ボカロ系の曲がまたブームになっている」
という流れを見れば、やはりテレビ以外のメディアから流れてきたもの→テレビ
という逆流の流れが起こっているのはわかりやすいです。
ツイッターでも「アカウントバンされた」という方も形を変えて何度も発信していますが、この不安定な時代だからこそまあまあ危険な思想の発信を平気でツイッターでアップしている方も目立ちますが、またそれをフォローしている人も少なくありません。
わかりやすい書き方をすれば、わかりやすいものを見た方が反応する。
私は、その線からは外れていきたいと考えています。リスクを負うのは大変です。叩かれるのは時間の無駄なので。
ムラーラの仕事は、あくまで生徒さんがやりたい仕事のサポートです。重複しますが、今まで大きな事務所でなければ取れない仕事も、世の中のお金の流れが変われば、自分の力でもそれに「近い」仕事なら取れる可能性がある。
ということを訴えていきたいです。
沢山の芸能人が、テレビ以外のメディアを中心に活動を絞っていく、となっているのがこれからの流れを示唆していると考えます。
声のお仕事だけではなく、営業マンや社長さん達も、ご自分たちの影響力をどんどん上げ、活力のある方たちで集い、大きなことをどんどん成し遂げることができるという可能性を
この「声の仕事」を通じて大きく感じています。
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